いじめ問題の解決

いじめの問題の解決は、真実を知ることからはじまります。
いじめの実態を素行調査により、明らかにします。
また、素行不良が疑われるお子様の行動を調査します。

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いじめや素行不良が疑われるお子様の素行調査でわかること

いじめ問題の解決は、非常に繊細な心理的部分を含むため、お子様のプライバシーに配慮をし、進めなければなりません。
また、いじめ問題が関与するお子様の素行調査は、事実や問題の本質を誤らないよう、慎重に行う必要があります。

素行調査での判明事項
  • 交友関係
  • いじめの被害者側である事実
  • いじめの加害者側である事実
  • その他、いじめ問題解決に繋がる情報

交友関係

素行調査により、お子様の交友関係を知ることが可能となります。
交友関係を深く探ることで、いじめ問題の本質や解決法が見つかることが多くあります。

いじめの被害者側である事実

いじめ被害が確認された場合、その内容によって解決策を講じる必要があります。
大人から見て、軽い悪ふざけと思えるようないじめでも、本人にとっては深刻なケースも多く、ファーストアプローチをどうするかは非常に重要なポイントになります。
悪質ないじめ行為が確認さるケースでは早急な対処が要求されます。

いじめの被害者側である事実

お子様の素行不良が疑われる内容の調査ではなく、当初はいじめの被害者であると思っていたところ、実際は加害者であったというケースもあります。
大人の責任、親の責任として、どのような対応をするのかの判断は、非常に大切です。

時には弁護士や警察の介入が必要なケースも

一般的には、「学校で起きた事件は学校内で解決する」「子供同士の事だから・・・」「親が出ていくのも・・・」と考えがちになりますが、いじめ問題解決に学校の介入や対処を求めることが、かえって問題を深刻化させてしまうケースがあります。

いじめの当事者側からの「ごめんなさい」で、本人も心から納得し、それで済まされるような軽度のいじめであれば構いませんが、いじめ問題はそうでない深刻な問題が含まれているケースも非常に多く、場合によっては弁護士や警察を介入させて解決する方向が適切であることもあります。

恐喝や暴行など刑法に抵触するような事実が確認された場合は、たとえ相手が子供であれ、判断を司法に委ねることも考えねばなりません。
法治国家である日本には、子供に対応する少年法などの法律が制定されていますし、民法もあります。
法律が「これくらいなら問題なし」というのであれば、それに従うのはわかりますが、加害者側の人間や学校関係者が「これくらいなら」と判断するのは法の観念からすれば正しくはなく、またその立場にすらありません。

素行調査事例

1.援助交際を強いられた女子中学生の事例

調査対象者 次女(14才)中学生
調査に至る過程 以前は明るかった次女が、中学2年生になった頃から暗い顔をしてふさぎ込んでいる様子が度々みられるようになった。
「どうしたの?」と何度か聞いてはみたものの、「何でもいない」と答えるばかり。
家族での食事中もスマートホンを気にするようになり、誰かから連絡があった時は食事を中断し、自室に向かうことも。
気になって子供部屋を調べてたところ、おこずかいでは買えないような化粧品や財布が見つかった。 最近では、土日は必ず外出している。
調査目的 素行調査によりA子の状況を知る
希望調査実施日 土日と祝日を2週の5日間

調査結果

休日、A子の素行調査を実施。
自宅を出たA子は電車に乗り、繁華街のある地区へと移動。
そこで待ち合わせをしていた同年代の女子4名と合流し、マクドナルドに入る。
その内、3名の派手そうな服装の女子は会話をしながら、しきりにスマートホンを操作している。
A子及び1名の女子は暗い様子で会話に加わることはない。
1時間ほど経った後、2名の女子と共にお店を出たA子は、近くにあるスターバックス付近で物陰に隠れ、辺りの様子を窺う。
暫くしてA子は、2名の女子に後押しをするよぷに促され、スターバックス前に現れた30代に見える男性と接触し、徒歩5分程度の場所にあるラブホテルに入っていく。
1時間半ほど経った後、ラブホテルから出てきたA子は先程のマクドナルドで同じ女子と合流。
そこで同女子にお金を渡す様子が確認された。
同じような光景が同席していた女子とも行われている。
同様の行為が翌週にも確認された。

派手そうな服装をした女子3名は、ラブホテルに入ることなく、案内及びお金の受け取り以外の姿が確認できなかった為、援助交際の関係する違法行為が濃厚と考えられることより、調査結果を報告後、別調査により3名の女子は、1名が同じ学校の生徒、2名が別の学校の同学年の生徒であることが判明。
依頼人の希望により、弁護士をご紹介した。

2.不良グループに加わった男子小学生の事例

調査対象者 長男(12才)小学生
調査に至る過程 小学生の長男が、不良グループと交際していることを同じ塾に通う同級生の母親から耳にした。
夏休み期間ということもあり、連日外出して、夜まで帰ってこないことも・・・。
父親が注意したところ、反発するばかりでやめる様子はなさそう。
ただの反抗期程度で済めば良いが、何が起きているのかわからない為、友人を介して相談しされ、素行調査を行うことに。
希望調査実施日 6日間

調査結果

長男B男は、連日午後から自転車で外出。
近くの公園で同年代の男子と待ち合わせをし、自転車で10分ほどの公営の集合住宅へ入っていく。
夕方になると同宅に住む未成年の少年の他、原付バイクに乗った少年が現れ、同宅の少年の原付バイクに分乗し、近所を徘徊し、たまり場になっているコンビニ店でたむろする。
時々、同コンビニに現れる四輪車に乗った20才位の男性と話し込む姿が確認された。

関係者全員の容姿と共に、原付バイク及び四輪車のナンバーを撮影し、A男の現状を報告した。
依頼人は身内にいる警察関係者に事情を話した上で、管轄する警察署に相談するという。

3.万引きをした男子中学生の事例

調査対象者 次男(13才)中学生
調査に至る過程 次男のC男が万引きで補導された。
十分とはいえないまでも、そこそこのお小遣いは渡しており、真面目で大人しく、親のひいき目はあろうと思うが、どう考えたとしても万引きなど出来るようなタイプの子ではないという。
ご両親が事情を聞くも、曖昧な答えを繰り返すばかりで、事件以降、誰とも積極的に話そうとはしない。
何かが起きているに違いないと考え、素行調査を行うことに。
希望調査実施日 木曜、金曜、土曜、日曜を2週、8日間

調査結果

C男の素行調査を行ったところ、学校の行き帰りを含め、いつも同じ4人のメンバーで行動していることがわかった。
休日の集合場所は最寄にある公園。
全員が不良に属するタイプではなく、普通に見える少年ばかり。

調査を進めると、2名の男子が近くのスーパーで菓子類を万引きし、皆で飲食をしている姿を確認。
C男を含む3名は同級生で、残る1名は1学年下の後輩であることが判明した。
3名は楽しく談笑し、下級生1名はそれに従っているような様子。
さらに、C男が同男子を軽くではなく叩く姿が何度もみられた。

調査結果を報告すると、ご両親で話し合い、今後の対応をどうするのか決めるとのこと。

真実を知ることが、問題解決への第一歩

真実がどこにあるのか、調べてみないとわからないことは沢山あります。
また、人間の本質は、表面に見えないことも多々あります。

いじめ問題に限らず、悪の境界線は非常に複雑で、やはり判断材料が法律となってしまうことは、やむを得ないことなのかもしれません。
いつの時代もどこの土地にも、「悪になる為に生まれてきたような人物」は確実に存在します。
そして、その裏には必す被害者という存在があります。
幼少期や思春期に周りの大人が正当に対応すれば、その悪の芽を摘むことが出来るのか?は、探偵風情にはわかりかねますが、真実を知った上で、大人として保護者として誤りのない対応をして欲しいと願うばかりです。

いじめ問題解決の手段例
  • 子供と話し合う
  • 相手の保護者と話し合う
  • 学校に連絡し、対処を要請する
  • 知識や能力のある身内や知人に相談する
  • 警察に相談する
  • 弁護士に相談する

いじめ問題や素行不良に対する対応法は、まさにケースバイケースで様々になるでしょうが、加害者側にしろ被害者側にしろ、感情的にならず大人として冷静に分析し、判断する必要があるでしょう。
また、弁護士や警察だけでなく、時には子供を対象とした心療内科などの意見を聞いてみることも1つの方法ではないでしょうか。